ユネスコサロン
「人との出会いは 人生の財産」
H21年 3月29日(日)
 於)己斐公民館
講師 世良 洋子
さん
己斐公民館設立30周年記念事業の一環で
広島ユネスコ協会との共催でユネスコ協会の出前講座
第137回ユネスコサロンが行われました
己斐公民館
國田館長
 挨拶
折角 RCCラジオの
平成ラジオバラエティー
 午前さまさま

人気パーソナリティの
世良 洋子さん
講師なのに
聴衆が少なく 残念!
広島ユネスコ協会の 井尾 義信氏が
ユネスコ協会の出前講座が第137回を
迎えると挨拶
井尾氏はRCCのOBで 文化担当部長
井尾氏の他にも
RCCのOBの方や
世良さんの同級生
も来られていて、
世良さん 喜ばれる
「午前さまさま」を
聴いていない人が
半分いて、
世良さん驚かれる。
木曜・金曜の番組は
冒頭の言葉だけが
決まっていて 後は
横山アナとのかけあい。
“台本なし”との話から
講演開始
まず、アナウンサーになられての失敗談や、同期の柏村さんは上手で 早々と
番組が持てたのに、 ご自分は なかなかだったことを話される。アナウンス部に入って 
自分が“上がり性”だと判ったこと。“聴く”と“聞く”は違うし、“見る”と“見える”も違う!
顔が見えるように
身体をずらして
下さいネ
と世良さん
人間というのは、他人(ひと)の話を聴かない動物! 
ただ3つの場合を除いて
 1.その話でお金が儲かる時
 2.自分をおだててくれる時
 3.自分が今一番欲しい情報を
     相手が話してくれる時
他人との会話の時
注意しなければいけないこと!
相手が聴く状態にあるか
  判断しなければいけない。
 だからこそ しっかり伝えなきゃ
 いけない時は、
 相手の顔、目を見て話をしな
 ければいけない!
次に91歳で認知症になられたお母さんとの話をされる。
最初 夕方になると“淋しい淋しい”と言い出した。・・・老人性の鬱病!
老人性の鬱病って 水分の補給が足りないとなるのだそうです。
夕方になると職場に母からの電話!先輩が取り次いでくださるのが申し訳ない
井尾さんが電話を取ってくださった時「大変だなぁ 頑張れよ」・・その一言で救われた。
又、
廿日市の ボランティアサークルたんぽぽ の吉富さんとの出会いでも救われた。
会社を辞めようと思ったとき、
“一人で看ようとするな 自分達も手助けしますから”
言って下さった。・・・高知出張で汽車が不通になり、やっと夜おそくに帰ると、子供達の中で
洋子さんのことだけ判らなくなった。22歳で42kgの時の洋子さん。“娘”でなく“おばあさん” 
そういう状態で一人で4年間介護した。ある時 お風呂に二人で入り、「おばあさん 背中を
流してあげる」と母に言われ、背中を向けたら、「あなた 洋子じゃない 高知から帰ったの?」
と言われた。“おばあさん”から 洋子に戻り、母はみるみる快くなった。

“一人で頑張るな。誰かに助けを求めなさい”
  (介護される)その人自身も家族も救われる!
 
質問タイムに移ると、3人の方から発言が!
・横山アナは辞められるのか?  ←冗談です。と世良さん
・子どもオーケストラの司会をして頂き、お世話になりました。
・“上がり性”を克服したヒケツは? ←“場数”を踏むこと。
                       休みをとって、先輩の現場に付いて行った。
1999年12月1日に車椅子から すべり落ちて骨折されたお母様。
一旦 快方に向われたけれど、また体調を崩され、12月31日に他界される。
講演の前に当方の求めに快く応じ
カメラに収まってくださる
世良さん
國田公民館長と世良さん↑
           リスナーさんと⇒
アット言う間に講演終了!
世良さん ありがとうございました!
また 己斐に 来て下さいね!